1. 岩澤実育とは?プロフィールと基本情報
- 名前:岩澤 実育(いわさわ みいく)
- 生年月日:1999年10月13日
- 年齢:25歳(2025年7月時点)
- 出身:東京都町田市
- 身長:162cm
- 血液型:A型
- 利き手:右
- 所属チーム:埼玉上尾メディックス(背番号「19」)
- ポジション:リベロ
- 愛称:ミイク
岩澤実育さんは、V.LEAGUE DIVISION1の埼玉上尾メディックスおよび女子日本代表でリベロとして活躍している選手です。
正確無比なレシーブ技術と粘り強い守備力が特徴で、現在もそのプレースタイルを武器に国内外の大会で結果を残しています。
2. 岩澤実育の出身校はどこ?
小学校 | 町田市立木曽境川小学校 |
中学校 | 町田市立南大谷中学校 |
高校 | 下北沢成徳高等学校 |
2.1. 出身小学校とエピソード
岩澤実育さんの出身小学校は、東京都の町田市立木曽境川小学校です。
岩澤実育さんがバレーボールを始めるきっかけとなったのは、小学2年生のときに幼馴染みに誘われて参加したことでした。
2008年の北京五輪でリベロとしてプレーしていた佐野優子さんを見て、「この人みたいになりたい」と衝撃を受けたそうです。
もともとレシーブは好きだったこともあって、守備専門のリベロを目指すことを決意する大きな体験だったみたいですね。
2-2. 出身中学校と当時の活躍
岩澤実育さんはその後、町田市立南大谷中学校で活躍します。
岩澤実育さんは中学1年生でバレーボール部に入部し、試合で求められる守備力を徹底的に鍛えました。
特にディグやフォローの動きについては顧問の指導のもと、地味な基礎練習を反復することで磨きをかけました。
この時期に「地味な動きを繰り返せるか」というリベロとしての信念が芽生えたといいます
中学2年生のときには、全国から選抜された有望な中学生が集まる「全日本ジュニアオールスタードリームマッチ」にも出場し、全国レベルの選手と対戦する中で実践的な経験を積みました。
2-3. 岩澤実育の高校はどこ?
岩澤実育さんが進学した高校は、バレーボールの名門として有名な下北沢成徳高等学校です。
バレーボールにおいては全国でもトップクラスの実績を誇る高校であり、多くの日本代表選手を輩出しています。
下北沢成徳高等学校は、全国大会での上位進出を常に目標に掲げており、厳しい練習環境が整っています。
1年生時の2016年に春高バレー(全国高等学校バレーボール選手権大会)の優勝を経験。
翌年の2017年には、守備の中心として春高バレー連覇に貢献しました。
さらに2017年のインターハイでも、守備の要として、下北沢成徳を優勝へ導き、「リベロ優秀選手賞」を受賞しました。
高校での活躍は国内にとどまりません。
2017年にU20日本代表にも選出され、世界ジュニア女子選手権に出場し、世界の舞台で銅メダル獲得に貢献しました。
高校時代の岩澤実育さんは全国レベルを超え、国際舞台でも結果を残し、世代をリードする守護神として名を馳せていた選手です。
3.高校卒業後の進路と日本代表
3-1. 卒業後、どのチームに進んだ?
高校卒業後の2018年に、岩澤実育さんは、V.LEAGUE DIVISION1の埼玉上尾メディックスに入団し、日本代表としても活躍しています。
入団当初はレシーバーとして途中出場が中心でしたが、地道に守備力を磨き続けた結果、2022-23シーズンにはV1リーグの開幕戦でついにスタメン出場を果たします。
開幕戦のチームの勝利に貢献した岩澤実育さんは、この試合をバレーボール人生で一番うれしかった試合に挙げています。
3-2. 日本代表としての活躍は?
日本代表としての岩澤実育さんの活躍も注目されています。
高校時代にU20代表として世界ジュニア大会を経験した岩澤実育さんは、2023年と2025年にシニア日本代表メンバーとして正式に登録されました。
2025年のネーションズリーグでは、カナダラウンドのドミニカ共和国戦でスタメンリベロとして代表デビューを果たしています。
また、2025年ネーションズリーグ日本ラウンドのポーランド戦では、スーパーレシーブを連発し、日本の勝利に大きく貢献しました。
SNSでは、「影のMVP」、「守護神・岩澤」、「コートに5人くらいいる」、「クノイチかよ」など称賛の声が多くあがりました。
俊敏さと粘り強さを兼ね備えた岩澤実育さんの「クノイチ」のようなプレーに、今後も目が離せませんね。