1. はじめに|ジェイコブス晶とはどんな人物?
1-1. プロフィール:年齢・身長・体重・ポジション
本名 | 熊谷ジェイコブス晶(くまがい じぇいこぶす あきら) |
生年月日 | 2004年4月13日(2025年8月時点で21歳) |
出身地 | 神奈川県横須賀市 |
身長 | 203〜206cm |
ポジション | SF(スモールフォワード) |
現在の所属 | ハワイ大学(NCAAディビジョン1) |
代表歴 | 2022|U18日本代表 2023|U19日本代表、国際強化試合 2024|日本生命カップ、SoftBankCUP、パリオリンピック 2025|日本生命カップ |
ジェイコブス晶(Akira Jacobs)選手は、日本とアメリカ両国のルーツを持つ若手バスケットボール選手で、今後の日本バスケットボール界を担う注目株です。
2024年のパリオリンピックに男子日本代表最年少で選出されるなど、その高い身体能力とバイリンガルならではの柔軟なコミュニケーション力で話題となっています。
2. ジェイコブス晶の出身校はどこ?
中学校 | Adams Middle School(アメリカ・カリフォルニア州) |
高校 | レドンド・ユニオン高校(Redondo Union High School) |
ダイマリー高校(Dymally High School) | |
東京インターハイスクール(日本・通信制) | |
ナショナルアカデミー | オーストラリアNBAグローバルアカデミー |
大学 | ハワイ大学(NCAAディビジョン1) |
ジェイコブス晶選手は、アメリカ・カリフォルニア州の「レドンド・ユニオン高校(Redondo Union High School)」と「ダイマリー高校(Dymally High School)」でプレーしていました。
しかし、高校の中では活躍してたが、バスケットのレベルは高いものではなかったと本人は語っています。
そんな、ジェイコブス晶選手が人生のターニングポイントとなった出来事が、日本への帰国です。
新型コロナウイルスによるアメリカの高校ロックダウンによりバスケを続けるために、2020年末に日本に帰国しました。
日本に帰国してすぐに、神奈川県横浜市を拠点にBリーグ・横浜ビー・コルセアーズU18ユースチームに加入しました。
ここで本格的な日本でのキャリアをスタートさせます。
また、NBAグローバルアカデミーのトライアウトを受けて合格。
グローバルアカデミーでの経験を経て成長し、U19日本代表で日本のW杯ベスト8に貢献しました。
その後、ハワイ大学に進学し、パリオリンピックの日本代表に最年少で選出され試合にも出場しています。
パリオリンピックでの経験を
バスケ日本代表とパリ五輪での経験をジェイコブス晶が語る 同世代の仲間たちへの思い | web Sportiva (スポルティーバ)
と語っています。
主な実績
主な活躍 | |
2021年 | B1リーグ最年少出場(当時17歳7カ月0日)・最年少得点などの記録を樹立。 |
2022年 | B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2022で優勝(大会MVP) |
FIBA U-18アジア選手権 銀メダル獲得 | |
U19男子ワールドカップで活躍 | |
2023年 | NCAAディビジョン1 ハワイ大学に入学。 1年目レギュラーシーズン27試合出場 |
2024年 | ビッグウエストカンファレンストーナメント準決勝進出に貢献 |
パリオリンピック日本代表最年少選出(21歳時) |
3. ハーフなの?|父親・母親の国籍と語学力
ジェイコブス晶選手は、アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフです。
母親とは仲が良く、ジェイコブス晶選手の努力をずっと見てきていたといいます。
アメリカでは目立っていなかったジェイコブス晶選手に対して「誰かいつか見てくれる、いつかその努力が出てくる」という言葉をかけたそうです。
日本に帰国後、横浜ビー・コルセアーズに加入したときには、「本当になった」とその喜びを分かち合ったそうです。
またジェイコブス晶選手は、幼少期から、高校までアメリカで過ごしたため英語が堪能です。
さらに、日本人の母親の影響もあるためか、日本語も流ちょうに話します。
インタビューやSNSでも自然な日本語を披露しています。
通訳なしで意思疎通ができることから、代表やクラブチーム内での存在感・信頼感も高く評価されています。
ジェイコブス晶選手は、日本とアメリカの二文化を背景に持ち、若くして国内外で輝かしい実績を積み重ねてきた注目のバスケットボールプレーヤーです。
ナショナルアカデミーや大学、そして日本代表と多様な舞台で成長を続ける彼の今後の活躍から目が離せません。