1. 深澤大和とは?注目の若手スイマーのプロフィール
- 名前:深澤 大和(ふかさわ やまと)
- 生年月日:2000年10月16日
- 年齢:24歳(2025年7月現在)
- 出身地:東京都
- 身長/体重:184cm/約80-81kg
- 所属:東急株式会社/東急スイミングスクールあざみ野
2. 深澤大和の出身校まとめ|小学校から大学まで
中学校 | 成城学園中学校 |
高校 | 慶應義塾高等学校 |
大学 | 慶應義塾大学法学部 |
2-1. 出身小学校と水泳を始めたきっかけ
出身小学校については公表されていませんが、深澤大和さんは東京都品川区出身であり、都内の小学校に通っていた可能性が高いですね。
水泳との出会いは非常に早く、3歳の頃から水泳に親しみ、4歳から本格的に競技を志すようになりました。
きっかけとなったのは、ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した立石諒選手への憧れだったといいます。
深澤大和さんは小学生の頃から、地元のクラブチーム「Style1」に所属し、草野伸行コーチのもとで技術を磨いてきました。
「オリンピックで金メダル、世界新記録を出す」と書かれた紙を天井に貼り、夢に向かって努力を重ねていたといいます。
2-2. 出身中学校での活躍
中学校の出身校は東京都世田谷区にある私立の成城学園中学校です。
この時期もクラブチーム「Style1」でのトレーニングを継続しつつ、学校生活とを両立していました。
中学3年生だった2015年には、第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会に出場しました。
この大会で、100m平泳ぎで2位、200m平泳ぎで1位という好成績を収め、優秀選手に選出されています。
2-3. 深澤大和の出身高校 | 強豪校での経験
中学卒業後、深澤大和さんは、慶應義塾高等学校に進学します。
慶應義塾高等学校は、偏差値76を誇る難関進学校でありながら、スポーツの分野でも全国レベルの実力を持つ文武両道の名門校です。
高校1年生からすでに全国大会に出場し、インターハイでは4×100mメドレーリレーで準優勝を果たしました。
また高校3年生時には、国体200m平泳ぎで優勝、4×100mメドレーリレーでは2位となり、個人・団体の両面で高いパフォーマンスを見せました。
さらに、ジュニアパンパシフィック大会の日本代表にも選出され、国際舞台での経験も積んでいます。
2-4. 大学進学先は?水泳と学業の両立について
高校卒業後は、内部進学で慶應義塾大学法学部へ進学しました。
大学でも水泳を続け、慶應義塾體育會水泳部に所属し、主将も務めました。
指導者には立石諒選手を育てた高城直基コーチがついており、質の高い練習を受けることができました。
大学時代には関東学生選手権で100m・200m平泳ぎの両種目で優勝、インカレでは佐藤翔馬さんに次ぐ2位となるなど、全国レベルでの好成績を維持しました。
慶應義塾大学水泳部は「学生主体」をモットーとしており、練習時間やスケジュールを個人で調整する文化が根付いています。
深澤大和は授業や試験と並行しながら練習に取り組み、水泳と学業の両立していたそうです。
自身の発信するnoteでも「考える水泳」の重要性を語り、主体性を持った競技姿勢を貫いてきました。
3. 深澤大和と東急|仕事と水泳の二刀流
大学卒業後、深澤大和さんは東急株式会社に入社します。
また、深澤大和は東急スイミングスクールあざみ野に選手登録を行い、「企業所属+クラブ登録」という仕事と水泳の二刀流の道を選択しました。
始めは、田園調布駅での駅員研修や泊まり勤務をこなしながらも、地道に水泳の練習を続けていました。
当時は仕事に専念するつもりでしたが、入社後に自己ベストを更新し、パリ五輪に挑戦することを決意しました。
東急株式会社のサポートもあり、パリ五輪を目指すために勤務免除措置が取られ、競技に専念させてくれたといいます。
しかし、結果的にパリ五輪代表は叶わず、一度引退を決意したものの、上司の後押しで現役復帰を果たしました。
深澤大和さんは「若者の夢を応援してくれるような部長さんで。いい人に出会えた」と語っています。
こうした会社からのサポートもあり、2024年のコナミオープンでは200m平泳ぎで渡辺一平選手を破り優勝(2分07秒07)という快挙を成し遂げています。
さらに、2025年の日本選手権では100m平泳ぎで59.24秒、200m平泳ぎで2分07秒47を記録し、見事2冠を達成しています。
また、同年の世界短水路選手権でも銅メダルを獲得し、クラブ所属選手として国際舞台でもその実力を証明しています。
一度は諦めた夢へ再挑戦する深澤大和さんの今後の活躍に目が離せませんね。
深澤大和さんの主な成績まとめ
年 | 大会名 | 種目 | 順位・タイム |
---|---|---|---|
2015 | JOCジュニアオリンピック | 200m平泳ぎ・100m平泳ぎ | 1位・2位 |
2018 | 国体 | 200m平泳ぎ | 優勝 |
2024 | コナミオープン | 200m平泳ぎ | 優勝 2:07.07 |
2025 | 日本選手権 | 100m平泳ぎ | 優勝 59.24 |
2025 | 日本選手権 | 200m平泳ぎ | 優勝 2:07.47 |