1. 髙橋藍とは?まずはプロフィールをチェック
- 氏名:髙橋藍(たかはし らん)
- 生年月日:2001年9月2日
- 年齢:23歳(2025年7月時点)
- 出身地:京都府京都市
- 身長:188cm
- 血液型:O型
- 所属チーム:サントリーサンバーズ大阪 背番号「12」
- ポジション:アウトサイドヒッター(OH)
- 最高到達点:343cm
- ブロック最高到達点:315cm
2. 髙橋藍の出身校まとめ|小学校〜大学までの学歴とエピソード
小学校 | 常磐野小学校(京都府) |
中学校 | 蜂ヶ岡中学校(京都府) |
高校 | 東山高等学校(京都府) |
大学 | 日本体育大学(東京) |
2-1. 出身小学校|バレーを始めたきっかけはポケモンカード!?
髙橋藍さんの出身小学校は、京都の常磐野小学校です。
バレーに出会ったきっかけは、2歳上の兄・髙橋塁さんが所属していたチームの監督に誘われたことです。
「ポケモンカードあげるから入って!」とポケモンカードにつられてバレーを始めたといいます。
当初、髙橋藍さんはバレーボールに対して関心が薄く、「辞めたい」と言っていたこともあったそうです。
しかし、5年生の時にテレビで観たバレーボール選手の活躍に憧れ、「絶対に日本代表になる」と決意しました。
兄と一緒に、公園で鉄棒をネット代わりに日が暮れるまで自主練を行うなど、本格的に取り組むようになりました。
2-2.出身中学校|リベロとして活躍した中学時代
小学校卒業後、髙橋藍さんは、バレーボール強豪校の蜂ヶ岡中学校に進学します。
入学当時は158cmと小柄で、1年生時にはリベロとして全国大会に出場しました。
当時指導していた監督は、「周りの選手がマネできない天性のレシーブ」「30年近くの指導者人生で、いちばん秀でた選手」と髙橋藍さんを評価しています。
髙橋藍さんは、リベロとしても非凡な選手だったことが伺えますね。
3年生時にはキャプテンになり、アタッカーとして全国大会にも出場しています。
現在のアタッカーとしての原点はこの時にあるようです。
2-3.出身高校は東山高校!強豪チームでの実績と成長
中学卒業後、高橋藍さんが選んだ舞台は、京都の東山高等学校です。
1年生時からレギュラーとして、兄の髙橋塁さんとエースの対角を組んでインターハイにも出場しています。
しかし、1・2年生時には京都の強豪・洛南高校に、春高バレーの出場を阻まれ、苦難の時期を過ごしたといいます。
髙橋藍さんは、「緊張しぃ」だったといい、プレーに自信が持てず、十分なパフォーマンスを出せなかったと語っています。
しかし、3年生でキャプテンに就任し、2020年の春高バレーでは、見事に優勝を果たし、大会MVPに選ばれました。
髙橋藍さんは、「それまでの人生で一番うれしかった瞬間だった」とインタビューに答えています。
2-4.出身大学は日本体育大学|代表選出につながる活躍
高校MVPとなった髙橋藍さんは、次に日本体育大学に進学します。
高校卒業後、Vリーグへの挑戦も選択肢にありましたが、「厳しい環境で自分を追い込み、力をつけたい」という理由で大学進学を決意しました。
入学当初からチームの中心選手として活躍し、1年目からエースとして、インカレ準優勝を果たします。
さらに、髙橋藍さんの活躍は国内だけにとどまりません。
2021年に日本代表に選出され、ネーションズリーグ2021では、ほとんどの試合でスタメン出場を果たし、ベストスコアラーも獲得しています。
さらに2021年に東京オリンピックに出場し、同年のアジア選手権では準優勝に貢献するなど、日本代表の主力に定着していきました。
しかし、東京オリンピックで自分の力不足を痛感したといい、大学在学中にイタリア「セリエA」に参加します。
セリエAでは当初レシーブ力、ディフェンス力を評価され、徐々に攻撃でも信頼を獲得していきました。
海外での経験は、髙橋藍さんを精神面でポジティブにしたといい、メンタルが鍛えられたと語っています。
3. 髙橋藍の所属チームは?|2024-25シーズンの活躍
大学卒業後、2024年7月にセリエAから帰国し、サントリーサンバーズ大阪に加入しました。
2024-25シーズンから始まった新生「SVリーグ」で、髙橋藍さんはチームの「顔」として活躍します。
髙橋藍さんは、若くして東京、パリ五輪に出場し、国内では屈指の人気を誇っており、開幕戦のチケットは即完売したそうです。
サントリーはSVリーグの初代王者に輝き、髙橋藍さんはMVPを受賞しました。
髙橋藍さんのSVリーグでの成績(2024-25シーズン)
項目 | 数値 |
試合数 | 45試合(162セット) |
アタック得点 | 544得点 |
ブロック得点 | 49得点 |
サービスエース | 39得点 |
合計 | 632得点 |
4. 髙橋藍はハーフ?|そのルーツと海外での人気
4-1. 髙橋藍の両親の国籍と家族構成
髙橋藍さんは「ハーフ」ではなく、日米英独のルーツを持つ「クオーター」です。
母親が日本人とアメリカ人のハーフであり、さらにイギリスとドイツの血も受け継いでいるそうです。
髙橋藍さんの父親は日本人で、京都を拠点とする産婦人科医院に勤務する元高校球児です。
そのため、髙橋藍さんは多国籍なバックグラウンドを持っていることになります。
この情報は兄の髙橋塁さんがSNSで公開しており、髙橋藍さん自身もメディアや動画配信で「クオーターです」と明言しています。
家族構成は、両親と兄・塁さん、妹・莉々さんの5人家族です。
4-2.タイでの人気とナーラック
髙橋藍さんの人気の理由のひとつに、整った顔立ちがあります。
彫りの深い目元、スッと通った鼻筋は、多国籍なルーツから受け継いだものであり、「ハーフ顔」として国内外で話題となっています。
特にタイでは、髙橋藍さんのビジュアルが非常に高く評価され、「ナーラック(かわいい)」と非常に人気があるようです。
さらに、髙橋藍さんの188cmという高身長とバランスの取れたスタイルも、魅力のひとつです。
テレビ番組やCMに出演した際にも、端正なルックスと爽やかな雰囲気で多くの注目を集めました。
ルックスだけでなく、礼儀正しく誠実な姿勢もファンに愛される理由となっているようですね。
髙橋藍さんの多様なルーツとその魅力は、バレーボールという舞台でまさに輝きを放っています。
国境や文化の垣根を越えて、彼の挑戦から目が離せませんね。