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ウルフアロンの現在はプロレスラー?本名や学生時代の活躍も紹介

ウルフアロンさんは、日本の柔道界で異彩を放つ存在として知られています。

東京2020オリンピックで金メダルを獲得したことで一躍全国的な注目を集め、現在はプロレス界への転身でも話題を呼んでいます。

目次

1. はじめに|ウルフアロンとはどんな人物?

名前ウルフアロン(Wolf Aaron)
生年月日1996年2月25日
年齢29歳(2025年8月時点)
出身東京都葛飾区
国籍日本(父:アメリカ人、母:日本人)
身長181cm
柔道階級柔道男子100kg級
柔道段位五段
柔道引退2025年6月
所属新日本プロレス

1-1. 柔道界で知られる異色のスター選手

ウルフアロンさんは、柔道界で異彩を放ち、現在はプロレス界でも注目を集める人物です。

東京オリンピックで金メダルを獲得した実績に加え、SNSでの発信や多方面での活動により、話題となっています。

6歳から柔道を始め、東海大学で競技力を磨き、卒業後は「パーク24」に所属。

2017年の世界選手権、2019年の全日本選手権、そして2021年の東京オリンピックで優勝し、「柔道三冠」を達成したスター選手です。

2. 「ウルフアロン」という名前は本名?

ウルフアロンという名前は本名です。

芸名等ではありません。

柔道界でも珍しい響きの名前が注目された理由は、彼の国際的なルーツと個性的なキャラクターにあるようです。

ウルフアロンさんは父がアメリカ人母が日本人という家庭に育ちました。

「ウルフ」は父方の姓であり、「アロン」は英語圏で一般的な男性名です。

名前の由来は「父が付けたので外国の名前だが、理由はよく分からない」とウルフアロンさん本人は語っています。

ということで、ウルフアロンという名前は、両親の文化的背景を反映した本名であり、柔道界では極めてユニークな存在として有名になりました。

ネットでは「wolf alone」と読めることから、「一匹狼」と解釈され話題となりました。

また、「かっこいい」、「いい名前すぎる」、「リングネームだと思ってた」という書き込みが集まったようです。

さらにインタビュー等では、自身の名前について「まあ、 本名がリングネームみたいなものなんで」と語り、報道陣の笑いを誘うこともあるようです。

ウルフ アロン直撃インタビュー まさかのプロレス転向「金メダリストの肩書やプライドは捨てます!」 | FRIDAYデジタル

3. ウルフアロンの現在| プロレス転向の噂は本当?

2025年6月、ウルフアロンさんは全日本実業柔道団体対抗大会を最後に現役引退を正式に発表しました。

東京五輪で金メダルを獲得し、パリ五輪でも代表として活躍した彼は、「柔道ではやり切った」と語り、次なる挑戦を模索していたといいます。

引退からわずか2週間後の2025年6月23日、ウルフアロンさんは新日本プロレスへの入団を発表しました。

会見の中で

「柔道で思い残すことがなくなったら、プロレスをやりたいと思っていた。柔道では東京オリンピックで優勝という最大の目標を達成し、パリオリンピックを最後と決めていた。憧れだったプロレスの道に進ませていただきます」

東京2020柔道男子100kg級金メダリストのウルフ アロンがプロレス転向を発表

と語りました。

現在はプロレスのトレーニングに移行しており、柔道の癖は抜いて良さは残して技術習得に励んでいるとのことです。

所属先のサポート体制も万全で、デビューに向けて着々と準備が進められています。

2026年1月4日には、東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM」でのデビュー戦が予定されています。

柔道界の頂点を極めた男が、今度はプロレス界で新たな伝説を築こうとしています。

4. 学歴と学生時代の活躍|出身校はどこ?

中学校文京区立第一中学校(東京)
高校東海大学付属浦安高校(千葉)
大学東海大学(東京)

4-1. 出身中学校|柔道よりも勉強を優先?

ウルフアロンさんの出身中学校は、文京区立文京区立第一中学校です。

ウルフアロンさんは6歳から柔道を始めていましたが、中学では勉強に熱心だったそうです(学年で3位をとれるほど)。

柔道は勉強を優先するあまり、練習を休むことも多かったと語っています。

しかし、この時期は年下に負けるという悔しい経験を通じて、柔道への向き合い方を変えました。

中学2年の頃から自主トレを始め、柔道に本気に取り組むようになったそうです。

4-2. 出身高校について|地元を離れ千葉へ

ウルフアロンさんは、柔道に本気で向き合うために地元・東京を離れ、千葉県浦安市にある強豪校「東海大学付属浦安高等学校」へ進学しました。

中学時代に都大会で全国出場を果たせなかった悔しさが、環境を変える決断につながったといいます。

浦安高校の柔道部は「やらされる柔道」ではなく「自分で考える柔道」を重視する方針で、ウルフアロンさんが進学する決め手になりました。

高校入学後は「柔道だけに集中する」と決意し、勉強よりも競技に全力を注ぐ日々が始まります。

その結果、団体・個人と数々のタイトルを獲得し、全国トップレベルの実力となりました。

高校時代の主な成績まとめ

学年主な大会成績
高1全国高校選手権(個人無差別)準優勝
高2全日本カデ90kg超級優勝
金鷲旗高校柔道大会優勝
インターハイ(個人100kg級)3位
国体(少年男子)優勝
高3インターハイ(個人100kg級)優勝
金鷲旗優勝
全日本ジュニア3位
国体(少年男子)優勝

4-3. 大学は東海大学|世界を舞台に活躍

高校卒業後、ウルフアロンさんは東海大学へ進学します。

東海大学では、自主性を重んじる柔道部の環境の中で、1年生から頭角を現しました。

2014年には全日本ジュニア体重別選手権で優勝し、世界ジュニア選手権でも3位に入賞。

2年次にはグランプリ・ウランバートルとタシュケントで連続優勝を果たし、IJFワールド柔道ツアーで初の国際タイトルを獲得しました。

さらに、講道館杯や全日本選抜体重別選手権でも優勝を重ね、国内トップ選手としての実力を証明。

大学4年時には、世界柔道選手権(2017年・ブダペスト)で金メダルを獲得し、世界の舞台でも頂点に立ちました。

大学時代の主な成績まとめ

学年大会名成績
1年全日本ジュニア体重別選手権優勝
世界ジュニア選手権(フォートローダーデール)3位
2年グランプリ・ウランバートル優勝
グランプリ・タシュケント優勝
全日本学生体重別団体優勝
3年選抜体重別選手権優勝
講道館杯優勝
グランプリ・デュッセルドルフ準優勝
4年全日本選手権(無差別級)準優勝
世界柔道選手権(ブダペスト)優勝

この時期の活躍が、後のオリンピック金メダルへの布石となったのは間違いなさそうですね。

今後はプロレスという新たな舞台で、再び自分の可能性を切り拓いていくウルフアロンさん。

今後の活躍も期待せずにはいられませんね。

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